設計コンセプトは、患者さんを包み込み、常に見守る配慮が心理的にも機能的にもなりたつ施設作りです。
医療側では緊密に連動できるように動線が途切れないように配慮され、どの科目からも見守る姿勢と
態勢が形成できるように設計を行いました。
科目は、内科、小児科、形成外科、眼科と複合的なため、混乱が生じにくいよう科目ごとに色を設定し
施設の配置及びサインなどのグラフィックにもコンセプトがしっかり反映されています。
ゆるやかな曲面の壁面と間接照明が、とてもやさしくやわらかい印象を与えおだやかな気持ちにさせます。
また、スタッフの前向きな施設への参加に見られる案内板なども好評です。
開業してから11年が経過して、順調な伸びを示し、維持管理業務に努めていますが、その間
大型プロジェクターの設置、観葉植物の適正な設定、わかりやすい担当医表、窓口の追加計画があります。
最近、小児科のプレイコーナーなどのビニールレザークッションで汚れが目立ってきて、
すっきりさせたいとの気持ちが高まっていた事もあり、張り替えたところシャキッ!!
と一新して気持ちも新たになり空気の透明度が増したような気持ちにもなりました。
小さなリフォームですが、きわめて効果が高いことに驚いています。