カットサロン リアルトリート ”いつもいきいきと美しく”

医療施設ではありませんが、毎日をいきいきと美しく生きる攻める事を提唱するお店は、予防医療につながると思いますので掲載しました。

リアルトリートの設計について

住宅内移設改装工事を行なうにあたって下記の4点を中心として設計を行いました。

①物を大切にして再利用の価値を見ぃ出し、ゴミの廃出を少なくする。
②地域に密着してコミュニティの活生化を図かる。
③テザインの手法を用の補いとして一見意味不明な形を面白がる。
④待合室を有意義なものとして提供する。

 

①容易に解体徹去するのではなく、注意深く分解して再構築を行なう。これは、地球環境を考え化学薬品の使用を極力避けるためメニユーを絞り込んだお店の理念とも一致します。
解体徹去移設する中で、物は形を変えて今までとは違った役割を担います。多少キズ汚れなどが生じていますが記憶、想ぃでが、いく層にも重さなって豊かな味わいのある空間を形成すると考えています。ただこのキズの原因を知らない人にとっては、ただのキズでしかないのですが…想像力を働せて欲しいです。お店は馴染んだ心地良さが漂っているはずです。

 

②地域に密着した職人さんで施工を行いました。理由は「諸経費、運搬費などのコスト削減」と「不具合が生じた時の迅速な解決の早さ」と「変なものは作れない職人魂」と「お互い様に見る商店街の特性を活かす事」を考えました。地域全体の活生化があってこそ、個の発展の持続があると考えます。

 

③これは、リフオームならではかも知れません。施工の経過で解体徹去しない限り最初に陣取ったもの優先で、後からのものが寄り添い別の価値を付加させていくものです。それらのバランスが重要で偶然の面白さがあります。
例えば、窓に現われる斜めの板(筋交い)
配線と分電盤を隠すための板、もともとシンプルな収納家具に鏡と棚、集塵機を設置した盛りだくさんの家具などです。

 

④雑誌テレビなどの設置が一般的ですが、しっかり見て頂ける場でもあるため、より充実感、信頼感を得る情報を提供する場の位置づけとしました。オーナーは、カメラが趣味との事で写真カードによる表現で本業とはまた違ったメッセージを伝える事が可能で、さらにへアーメイクのデジタルBookも出版されており視聴できる事で、わずかな時間を有意義な時間に充てる事が可能なようにハガキカードホルダーとモニターのついた仕切りパネルを設置しました。
今後さらに競争の激化するカットサロンなどにおいて明確な経営理念、満足度向上のためのサービス、特徴、実積など本人が当り前と思っている事は他では凄い事など多々あります。しっかり伝える事は大事な事だと考えています。