内科で漢方を主とした診療所設計
院長のご親族の方が、施工を行う事が条件でした。
約11坪の床面積、ビル4階にあること、遠方の工務店であることから、
効率よく空間形成ができるように、家具を現場で組み立てるように構成しました。
間仕切り壁は、格子の棚(写真)を組み合わせ
通路側、診察室側からのそれぞれの使用で
壁が多彩な表情を見せ、圧迫感のない広がりあるものになりました。
裏も表もなく研究しやすく作業しやすい場所、それそのものが診療所です。
患者さんから見れば珍しい光景が多い漢方、ちょっと博物館にきたようなワクワク感を持ち、
院長は研究しやすく、双方が満足感を得る事ができる良い空間となりました。